カードローンの利息は即日返済・翌日返済するとどうなるの?

「即日融資」という言葉は聞いたことがあっても、「即日返済」や「翌日返済」は知らないという方もいるでしょう。例えばカードローンを利用する場合、借入れの当日中に全額や一部の金額を返済するのが即日返済となります。その日の内に返せないまでも翌日に返すのが翌日返済となるのです。

 

お金を借りたら必ず利息が発生するというのが多くの方の認識だと思います。実は借入元金の全額を即日返済や翌日返済すれば、基本的に利息を0円やごくわずかな金額に抑えることが可能になるんです。特に即日返済には、『借りてすぐに返せば金利ゼロで利用できる』というメリットがあります。

 

金融機関から借入れしたにも関わらず即日返済すれば利息なしになる理由は、ある法律の内容にあります。詳細について以下で確認していきましょう。

 

カードローンの即日返済・翌日返済する場合の利息

 

  • 全額を即日返済する場合の利息:0円
  • 全額を翌日返済する場合の利息:1日分の利息(借入元金×金利÷365日×1日)

 

 

即日返済すれば利息が発生しない理由は民法にある!

即日返済で利息が発生しない理由は、法律での取り決めにあります。

 

民法第140条(暦法的計算による期間の起算日)の条文


第140条(暦法的計算による期間の起算日)
日、週、月又は年によって期間を定めたときは、期間の初日は、算入しない。ただし、その期間が午前0時から始まるときは、この限りでない。(引用:民法条文解説.com

 

例えば12月25日にカードローンでお金を借りた場合、「初日不算入の原則」により、金利がつくのは翌日の12月26日からとなります。利息の発生は借入れの初日ではなく翌日以降となるというのが、民法140条の内容となっているからです。

 

「初日不算入の原則」の目的は、まだ契約を結んでいない時間にまで契約の効果が及ぶのを防ぐことです。例えば12月25日の午後2時に契約を結んだ場合、初日を期間に算入してしまうと午前中など2時以前の時間帯にまで責任を負うことになってしまいます。日・週・月または年により期間を定める場合には、24時間未満は切り捨てという考え方になっているのです。

 

ただし法律の解釈によれば、午前0時に期間が開始される場合には、初日も算入するとあります。まるまる24時間がまだ
残っているからです。予め契約期間がハッキリと決められている場合にも、開始となる日付が初日に算入されることになります。11月30日に結んだ契約書に契約期間が12月1日からと記載された場合には、その日が初日となるのです。

 

実際のカードローンなどの融資では、初日とは契約や借入れの翌日となっています。今日借りて今日中に返せば利息0円となるのは、法律に沿った融資を金融機関がきちんと行っているためと言えるでしょう。

 

即日返済や翌日返済がオススメの場合とは?

今すぐお金を借りる必要がある場合にオススメなのが即日融資ですが、即日返済や翌日返済がオススメとなるのはこのような場合となります。以下の2つの状況が同時に発生する場合には、金利の心配不要で金融機関からキャッシングすることができるでしょう。

 

  1. 一時的に資金が不足している
  2. 今日中や明日中には給料やボーナスなどのまとまった資金が入る

 

生活費や子供の教育費、公共料金やクレジットカードの利用代金の口座引き落としなどで資金が一時的に不足することもありますよね。今日中に給料やボーナスなどのまとまった入金があることが分かっている場合ならば、借入れした当日中や翌日に一括返済や一部返済をすることも可能ですね。

 

事前にまとまったお金が入ることが分かっていれば返済資金に困ることもないため、安心してお金を借りることができますね。

 

一括返済が無理でも一部繰り上げ返済にはメリットがある!

即日返済や翌日返済をすることにより、金利節約が可能になります。一括返済ができれば即日返済ならば無利息に、翌日返済ならば1日分の利息となることは既に説明した通りです。とは言え、資金不足がたったの1日以内で解消できる場合は決して多いとは言えないでしょう。一括払いでは即日返済はもちろん、翌日返済も無理ということになりますね。

 

カードローンから借りたお金を全額返済ができない場合、即日返済するメリットはないと思うかも知れません。実は、一括返済ができなくとも、一部返済による繰り上げ返済にも金利節約の大きな効果があるのです。

 

 

繰り上げ返済とは


繰上返済は、「繰り上げ返済(繰上げ返済)」とも表記され、ローンの返済において、約定返済(定期的な返済)とは別に、まとまった金額を返済し、ローンの残高を適宜減らすことをいいます。これには、ローンの一部を返済する「一部繰上返済」とローンの全てを返済する「全額繰上返済」の2つがあり、さらに一部繰上返済には「期間短縮型」と「返済額軽減型」の2つがあります。(引用:iFinance「繰上返済」

 

約定返済日以外に返済をすることを繰り上げ返済といいます。別の言い方をすれば「随時返済」ということにもなりますが、一括返済ができない場合であっても、即日返済や翌日返済で一部繰上返済をするメリットはあるのです。

 

即日返済や翌日返済で繰り上げ返済するメリット

 

 

毎月の返済額を減らすことができる

カードローンを取扱っている金融機関の多くでは、残高スライドリボルビング方式による返済方法を採用しています。借入後の残高により毎月の返済額が決まるため、早期に繰り上げ返済することで翌日以降の返済の負担を軽減することが可能になるのです。

 

借入元金の残高を早期に減らし完済を早める

当たり前の話ですが、借入元金の残高が減れば契約の際に決められる返済期間を大幅に短縮することができます。毎月の返済だけでは元金の残高を早く減らすことが難しいため、余裕があれば即日返済などで少しでも借金を縮小させておくのがオススメとなるのです。

 

借入れの翌日以降に発生する利息を減らせる

例えば、アコムから30万円を年利18%で借りた後、即日返済で10万円を繰り上げ返済した場合の利息は以下の様になります。繰り上げ返済しない場合と比較すると、発生する利息の金額に違いがあることが分かるでしょう。借入れの翌日以降に発生する利息を減らすことで、同じ返済回数でも支払う利息の総額に大きな差が生じることになります。

 

アコムで30万円借りた後に即日返済する場合としない場合の利息を比較

借入元金

毎月の返済金額(36回払い)

利息の総額

30万円(即日返済なし)

10,845円

90,431円

20万円(即日返済で10万円を繰り上げ返済)

7,230円

60,280円

 

即日返済には注意点もある!無理な返済で損が発生することも?

カードローンで借りたお金の返済を早い段階で完了し、支払う利息を節約できる即日返済はオススメの返済方法と言えます。とは言え、即日返済が必ずしもお得なことばかりとは言い切れないのです。無理な返済をすると状況によっては損が発生する場合もあります。

 

即日返済する時の注意点

 

  • 返済には利息よりも高い手数料がかかる場合もある
  • 返済の時間帯によっては翌日返済になってしまう場合もある
  • 一括返済には事前の連絡が必要な金融機関もある

 

利息よりも高い?返済時の手数料に注意!

カードローンで借りたお金を返済する場合に注意したいのが手数料です。返済方法は利用している金融機関により異なっています。口座振替やインターネットバンキングのように手数料無料となる返済方法があれば、場合によっては一定の手数料が必要となる返し方もあるのです。

 

  • ATMから返済する
  • 振り込みで返済する

 

ATMを利用して返済する、振り込みで返済する時には、元金と利息にプラスして手数料の準備が必要な場合もあるんです。どちらも手軽に返済できるメリットがありますが、余計な費用がかかる場合があるというデメリットもあるのです。

 

振込手数料については振り込みを依頼する銀行により違ってくるのですが、ATMを利用して返済する場合の手数料は借入れをしているキャッシングサービスによって異なっています。例えば、アコムとレイクにATM返済する場合の手数料は次のようになっているんです。

 

カードローンの返済で必要となるATM手数料

金融機関名

ATMで返済する場合の手数料

アコム

自社ATMは手数料無料、提携ATMは取引金額が1万円以下で108円・1万円超で216円

レイク

自社ATM・提携ATMともに金額に関わらず手数料無料

 

例えばアコムから30万円借りた当日の午後に給料が支給され、即日返済するために近くのコンビニATMを利用した場合、216円の手数料がかかります。それならば、翌日にアコムの店舗に行き自社ATMで翌日返済した方が手数料無料となるためお得です。1日分の利息となる147円(30万円×18.0%÷365日×1日)が発生しますが、ATM手数料よりも安く済むことになります。

 

返済の時間帯によっては翌日返済になることも

振り込みで即日返済をする場合に特に注意したいのが、振り込みを依頼する時間帯です。自分では即日返済をしたつもりでいても、実際には翌営業日扱いの振り込みになってしまうこともあります。翌日返済となると1日分の利息が発生してしまうので、当日扱いの受付け時間はしっかりと確認しておく必要があるのです。(参考:ダイレクトワン「即日返済を利用する際に覚えておきたいこと」

 

一括返済には事前の連絡が必要な金融機関もある

一括返済で即日返済ができれば利息が発生することはありません。とは言え、金融機関によっては一括返済する時には事前の連絡が必要な場合もあるのです。即日返済ならば利息0円となりますが、翌日返済では1日分の利息が発生しています。最終的な返済金額の確認が必要になるため、事前の連絡が必要となるのです。(参考:アイフル「一括で返すときは」

 

即日返済が可能なら低金利より審査に通りやすいことを重視!

カードローンでお金を借りるならば、なるべく低金利の会社を利用したいと誰もが思うことでしょう。低金利といえば銀行カードローンが一番に挙げられると思います。確かに、低金利でお金を借りることができれば利息の節約ができるでしょう。

 

毎月一定の金額を返済していく場合ならば、低金利であることは重要な問題となります。では、借りたお金を即日返済で全額返済する場合はどうでしょうか。現在、民法により借入れの初日は利息0円になる決まりとなっています。
即日返済できる見込みがある場合なら低金利のキャッシングにこだわる必要はないですよね。

 

低金利のサービスよりも審査に通りやすい会社に申し込みした方が効率良く即日融資を受けられることでしょう。銀行カードローンよりも大手の消費者金融の方が、少しだけ審査基準が柔軟になっているようなのでオススメできますよ。

 

即日返済が難しい時は30日間無利息の活用もオススメ!

どうしても無利息でお金を借りたい場合には、今日中にまとまったお金が入るならば即日返済することがオススメとなります。今日中や明日中の返済は無理でも次の給料日ならば全額返済できる場合であれば、30日間無利息サービスのある金融機関が便利ですよ。

 

初めての利用であり、所定の条件をクリアすることができれば一定期間は利息0円で借入れが可能になるサービスが大手の消費者金融にはあるんです。利用する際には条件を事前に確認しておくことが大切となります。